ニュータウン

晩秋のこの時期、朝日が昇る時間もすっかり遅くなったものだ。外はまだ明るくなり始めたばかりだったが、彼女はいつもより早く家を出た。

——今日は彼女にとって、少しだけ特別な一日だ。

それが僕の尽くした青春の全てであり、僕自身の全てだった
さんらいと - エイティーン
ウチの街にもゴジラ来てくれないかなーって思った
愛宕恵 - やさしい爆弾のつくり方
世界が終わることを、今日も願った
九十九葵 - 白黒ワールズエンド
三年前、同じ団地に住む幼馴染の生駒菊花は死んだ
尾瀬みさき - 人の住む場所

文芸サークル「ふかふか団地」3冊目の同人誌 ニュータウン

第二十三回文学フリマ東京頒布作品

Boothにて通販中完売しました。ありがとうございました。